ニュース	2002年11月15日　05:17 PM 更新

ソフトバンク、BBTにグループ中間持株会社2社を吸収させる戦略合併

ソフトバンクは、子会社4社が2003年1月に合併すると発表した。「Yahoo！BB」を運営するビー・ビー・テクノロジーを存続会社とし、中間持株会社のソフトバンク・ネットワークスとソフトバンク・イーシーホールディングス、さらにソフトバンク・コマースをBBTに吸収する

　ソフトバンクは11月15日、子会社4社が2003年1月に合併すると発表した。「Yahoo！BB」を運営するビー・ビー・テクノロジー（BBT）を存続会社とし、中間持株会社のソフトバンク・ネットワークスとソフトバンク・イーシーホールディングス、さらにソフトバンク・コマースをBBTに吸収する。Yahoo！BB事業の強化に向けた戦略的合併だと説明している。

　11月29日に予定している株主総会で承認を得られれば、2003年1月7日に合併する。合併後の売上高は約3000億円、社員数は約2000人と同グループ最大の事業会社となる。

　ソフトバンク・ネットワークスは、ソフトバンクグループのネットワークインフラ事業を統括する中間持株会社。法人向け光ファイバー事業を展開するアイ・ピー・レボルーションを傘下に持つ。ソフトバンク・イーシーホールディングスはEC関連を扱う中間持株会社で、傘下のソフトバンク・コマースはPCソフトウェアなどIT関連商品の流通とYahoo！BBの拡販を担当している。

　合併でYahoo！BB事業におけるシステム構築から技術開発、営業、サポートまでが一体化。「効率的で迅速な事業の推進が実現できる」としている。また管理部門の統合による効率化や、戦略部門への人員シフトも可能になる。

　また12月20日付けで、アイ・ピー・レボルーションを存続会社としてインターネット・ファシリティーズとテレプラネットを吸収合併することを決めた。

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