ニュース 2002年11月19日 08:26 PM 更新

米Resonext、2.4G/5GHzデュアルチップによる無線LANデモをCOMDEXで実施


 米Resonext Communicationsは、11月18日にCOMDEX会場において、同社のCMOSベースによる2チップ構成のデュアルバンド無線LANチップセット「RN5220」によるOEMメーカー向けのプライベート・デモを行った。

 RN5220はIEEE 802.11a/b/gによる通信をサポート。会場では、2.4GHzおよび5GHzの両バンドにおけるビデオストリーミングのデモが行われた。

 同チップセットは無線処理部とプロトコル処理部の2つのチップから構成されており、両方とも0.18ミクロンプロセス/1.8V駆動。生産は台湾セミコンダクターマニュファクチャリング(TSMC)によって行われている。

 RESONEXTによれば、同チップセットは独自の「AccuChannel」技術によりSN比を4dB向上させ、市場で一般的な製品に比べて通信スループットで32パーセントの向上が見込めるという。また、柔軟なMACアーキテクチャにより、IEEEでドラフト標準のセキュリティ規格(IEEE 802.11i)や、サービス品質保証(IEEE 802.11e)、周波数や送信パワーのダイナミック選定(IEEE 802.11h)などにも対応できるとしている。

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▼ Resonext Communications

[記事提供:RBBTODAY ]



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