Broadband Weekly Top10(11月17日〜11月23日)
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1位 | ベールを脱ぐ「電力系FTTH」の新コンテンツ 〜5Mbps動画も | ||
2位 | お手頃ホームセキュリティがやってくる | ||
3位 | 光ファイバーとオートクチュールの微妙な関係 | ||
4位 | ちょっと窮屈? ホームネットワークでの音楽再生 | ||
5位 | 2キロ以内なら6割が8Mbps以上〜アッカの12Mbps ADSL | ||
6位 | BIGLOBEとhi-ho、IP電話を@nifty/OCN/So-netに接続へ | ||
7位 | デュアルバンドに5GHz帯メディアコンバータ。ソニーの高速無線LAN機器3製品をチェック | ||
8位 | メガコンソーシアムがブロードバンド放送開始 | ||
9位 | 「ラグナロクBB」、15日より申し込み受付開始 | ||
10位 | OCN、IP電話「OCN.Phone」試験サービスを発表 |
最近、動画コンテンツの話になると「DVDレベル」「VHSレベル」といった表現が多く出てくるようになった。それ自体は別に悪いことではないのだが、1〜2MbpsのMPEG-2を「DVDレベル」と称したり、ちょっと首を傾げたくなるようなケースも中にはある。画質評価の基準は曖昧で、ほとんど「言った者勝ち」の様相を呈してきた。
ここで、よく比較対象となるDVD-Videoのビットレートをおさらいしておこう。ビットレートは「bps」(bit per sec)で表現されるように、1秒あたりのデータ転送量を示す。値が大きいほど高画質で、DVD-Videoの仕様は上限9.8Mbpsだ(音声などを含めた多重化ビットレートの場合)。各シーンの特性に合わせてビットレートは上下するが、平均すると7〜8Mbps。一般的に「DVD=MPEG-2の8Mbps」というイメージが定着しているのは、こうした事情による。
さて、電力系FTTHの新コンテンツ「Fiber TV」は、最大5Mbpsの従来にないビットレートで動画を配信するという。これは、一部の実験サービスを除けば、間違いなくオンラインコンテンツのなかで最高の画質を提供してくれるはず。「DVDレベル」に最も近いサービスだろう。
実は、DVD規格の策定当初、映画も5Mbps程度で十分とされていた。しかし、夜のシーン(暗い画面)やアクションなど動きの激しいシーンをより鮮明にみせるため、ハリウッドの要望によってビットレートを引き上げたという経緯がある。
Fiber TVのMEPG-2動画がどの程度の画質を提供してくれるのか。この辺りも気になるが、“映画好きがFTTHを選択する”理由ができたことだけは間違いない。あとは、コンテンツラインアップの詳細が知りたいところだ。
[芹澤隆徳, ITmedia]
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