ニュース 2002年11月26日 02:56 AM 更新

通総研、無線LANで7.8km離れた地点を接続 〜災害時の通信システム

通信総合研究所は、消防研究所と共同で防災対応通信システムの研究を開始したと発表した。研究は、2.4GHz帯の無線LANを用いて7.8km離れた両研究所を接続して進められる

 通信総合研究所(CRL・東京都小金井市)は、消防研究所(東京都三鷹市)と共同で防災対応通信システムの研究を開始したと発表した。研究は、2.4GHz帯の無線LANを用いて7.8km離れた両研究所を接続して進められる。

 長距離無線LANは、6kmまでが実用的な距離の限界とされてきたが、両研究所の高い鉄塔を利用することにより、国内で認定されている出力のままでも7.8kmの通信が実現できたという。現在は、おおむね11Mbpsの通信速度を確保して安定した接続を保っているとのこと。同研究所では長距離無線LANとIPを利用した通信回線の特徴として、公衆回線網が不通や輻輳状態になった場合に、臨時的に設置できることを挙げている。

 研究では今後、天候が与える通信環境への影響を調査するとしている。また、このインフラを利用してVoIP機能を内蔵したPHSや、情報収集のための無線タグの開発も進めていくという。

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▼ 通信総合研究所

[記事提供:RBBTODAY ]



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