ニュース	2002年11月28日　04:53 PM 更新

ワイヤレスインターネット、無線アクセスサービスの停止を検討中

ワイヤレスインターネットは、同社が提供している無線アクセスサービスの提供停止を検討していることを明らかにした

お詫びと訂正 昨日掲載した記事の中に、ワイヤレスインターネット株式会社とワイヤレスインターネットサービス株式会社を混同する表現がありました。訂正のうえ、お詫びいたします。

　ワイヤレスインターネットは、同社が提供している無線アクセスサービスの提供停止を検討していることを明らかにした。

　ワイヤレスインターネットは、マンションなどの屋上に無線基地局を設置し、周辺の住宅などに最大11Mbpsもしくは2Mbpsのワイヤレスインターネットアクセスを提供している。サービスエリアは、東京都、神奈川県、埼玉県、兵庫県の1都3県で、現在のユーザーは約130人。

　同社のサービスをアクセス回線に利用しているISPは、「WAKWAK」（NTT-ME）と「Cyber Home」（ファミリーネットジャパン）の2社。既にISP側はユーザーに対して、1月末をメドにサービスを停止する旨の告知を行っているという。

　なお、ワイヤレスインターネットは「サービスの停止を検討しているのは事実だが、時期などの詳細は未定」としたうえで、その理由として「ADSLをはじめとする有線系通信サービスの低価格化と拡大が、当初の予測を上回っていたこと」を挙げている。

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