インクリメントPとインプレス、「無線スポット」検索サービスインクリメントPとインプレスは11月29日、PCや携帯電話から無線LANスポットを検索できる地図情報サービスを開始した。700弱のスポット情報が掲載されている
インクリメントPとインプレスは11月29日、PCや携帯電話から無線LANスポット(いわゆるホットスポット)を検索できる地図情報サービスを開始した。各通信事業者が設置した有料ホットスポットにくわえ、無料のフリースポットも網羅している。 このサービスは、インプレス刊「インターネットマガジン」の付録小冊子「Wiナビ」に掲載されたスポット情報をデジタル化し、インクリメントPが運営する電子地図サイトで検索するというもの。インプレス、ネットビジネスカンパニーバイスプレジデントの中島由弘氏によると、Wiナビには現在、700弱のスポット情報が掲載されているという。「既にあるものを含めると約1000件のデータがある。最終的には、世の中にあるスポットを網羅する方針だ」。 無線スポットを検索するには、インターネットの「MapFanWeb」もしくはiモードサイト「iMapFan」を利用する。携帯電話の場合は、「iアプリ」版やNTTドコモの位置情報サービス「iエリア」対応版も用意されており、ユーザーのいる場所の周辺にあるスポットを探すことも可能だ。
Web版のMapFanWebでは3種類のスポット検索方法がある。事業者名から検索、任意の地図から検索、スポットの名称などキーワードによる検索が可能だ
iエリアを使う場合は、周辺のエリア情報から「スポットを探す」→「無線スポット」で事業者選択画面にいける。Phone to機能によって直接電話をかけることも可能だ 掲載されている無線LAN事業者は下記の通り。
インクリメントPは、無線LANスポットの普及・拡大に貢献することで、同社のデジタルマップサービスを無線LANユーザーの“定番”とすることを目指す。「無線LANスポットという、目に見えないサービスを地図のうえで容易に把握できるのがメリット。無線スポットサービス加入のための判断材料にもなるだろう」(同社)。 一方のインプレスは、紙媒体が蓄積したデータをデジタル化し、PCや携帯電話といったメディアの利用形態に応じてコンテンツを提供するのが目的だ。将来的には、紙メディアとデジタルメディアのハイブリッド出版を視野に入れているという。 関連記事 iエリア【あいえりあ】 関連リンク MapFanWeb インプレス [芹澤隆徳, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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