ソフォス、2002年ウイルスランキングを発表 Klezが24%を占める ソフォスは、2002年のウイルスランキングを発表した。1位は「Klez」で全体の24.1%となり、依然として猛威をふるっている。また、10月に発見された「Bagbear」が2位で17.5%となっており、急速に感染したことが伺える結果となった。
今回発表されたランキングは、2002年に同社のカスタマーサポート部門に報告されたウイルスを集計した結果となる。傾向として、感染報告の87%はWindowsに対応するものだったという。また、以前に上位を占めていた「LoveBug」は急速に感染した後、すぐに消滅していたという。しかし、「Klez」は年間を通して持続的に感染を広めていったことから、ウイルス対策ソフトのアップデートを怠っているユーザーが少なからずいることが推測できるとしている。
ほか、同社は今年の傾向として以下を挙げている。
また、JDBMGRなどデマメールについて、帯域幅の浪費やメールサービスへの妨害、ユーザの混乱が発生するため、同社ではウイルスと同様に警告を出すとしている。
来年の傾向としては、依然としてWindowsに対応したウイルスが蔓延し続け、さらに送信者を偽る手法を用いて混乱を発生させるとしている。また、「バッグドア」を仕掛けるウイルスが増加する可能性もあると警告をしている。
詳細なランキングは以下の通り。
関連リンク ソフォス [記事提供:RBBTODAY ] モバイルショップ
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