ニュース 2002年12月12日 08:09 PM 更新

IP電話「So-net、@nifty、OCN陣営」にドリームネットも参加

ドリームネットは、IP電話サービスの試験展開を開始すると発表した。既にSo-net、@nifty、OCNがIP電話の相互接続を発表しているが、これに加わるかたち

 ドリームネットは、IP電話サービスの試験展開を開始すると発表した。12月20日から無料モニターを募集し、2003年1月から2月末にかけて試験サービスを行う。VoIP回線の基幹網には、NTTコミュニケーションズのネットワークを利用。既にSo-net、@nifty、OCNがIP電話の相互接続を発表しているが(記事参照)、これに加わるかたちとなる。

 募集は数百人規模を予定しており、12月20日から26日までドリームネットのホームページ上で受け付けを行う。試験サービス中に技術検証、および参加モニターから寄せられた意見の評価などを行い、来年1月以降に準備が整い次第、第2期のモニターを数千人規模で募集する。商用サービスは、2003年3月以降に開始される予定。

一般加入者電話への通話も無料に

 モニター宅には、VoIP機能付きADSLモデムまたはターミナルアダプタが送付される。これを一般加入者電話と接続することで、「050」番号を利用した音声通話が可能となる。

 試験サービス期間中は、月額基本料、機器レンタル料などが無料。モニター同士で無料通話が可能なほか、一般加入電話にかけた場合の通話料も無料になる。ただし、現在利用するADSL接続サービスの利用料、およびADSLモデムレンタル料は別途必要だ。

 なお、試験サービス段階では、ISP間の通話は実現されないが、本サービスでは、各ISPのユーザー間で無料通話が行える見通し。一般加入者電話への通話は、11月の発表時点で「3分8円前後を目指す」(ニフティ)ことがうたわれている。

 モニター対象となるのは、「フレッツ・ADSL」の8M、12M、および「ADSL-A」をタイプI(電話重畳型)で利用するユーザー。ADSL-Aでは、レンタルモデム利用者に限る。

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[杉浦正武, ITmedia]

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