ニュース 2002年12月17日 05:14 PM 更新

NTT東がIPv6サービス実験をスタート

NTT東日本は、IPv6サービス実験を12月18日から開始する。都内のFTTHサービス「Bフレッツ」ユーザーを対象にIPv6アドレスを付与、ユーザーの端末同士でデータのやり取りなどが行える

 NTT東日本は12月17日、IPv6サービス実験を12月18日から開始すると発表した。都内のFTTHサービス「Bフレッツ」ユーザーを対象にIPv6アドレスを付与、ユーザーの端末同士でデータのやり取りなどが行える。従来のIPv4サービスもシームレスに利用できる。


 実験では「IPv6名前解決」を導入。端末に付与したIPv6アドレスをDNSに登録したホスト名に変換できる。このため長いIPv6アドレスを入力しなくても、相手の端末ホスト名を指定すれば端末間通信が可能になる。モニターには対応チャットソフトを無料配布する。


 ユーザーには、ネットワーク上の「仮想ホスト」として専用ディスクスペースを提供。端末間通信を行う際、相手がオフラインだったり留守だったりする場合には仮想ホストにデータを送信して蓄積できる。相手端末がどのような状態でも情報の伝達が可能だとしている。容量は100Mバイトで、利用方法に合わせて1Gバイトまでアップグレードできる。

 またSIP(Session Initiation Protocol)に対応した通信機能も用意。SIP通信ソフトを無料配布し、登録しておいた相手IDを指定することで映像や音声によるリアルタイム通信が行える。

 実験は約半年間の予定。各種アプリケーションの利用動向調査やネットワークの運用検証、伝送品質の検証などを行う。

 モニターの対象は東京23区と三鷹市、武蔵野市、調布市、狛江市のBフレッツユーザー。最大3000ユーザー程度を想定している。実験は無料(Bフレッツ関連料金は必要)。

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