「年末の大規模感染」はなし――12月のウイルスレポートシマンテックは、2002年12月のウイルス感染被害ランキングを公表した。12月に国内で最も被害件数が多かったのはW32.Klezの564件。11月の538件とほぼ同程度にとどまった
シマンテックは、2002年12月のウイルス感染被害ランキングを公表した。それによると、12月に国内で最も被害件数が多かったのはW32.Klez(クレズ)の564件。11月の538件とほぼ同程度にとどまった。ワールドワイドであいかわらずもKlezがトップだが、2万2572件と、こちらも前月の2万2663件と変わらない件数になっている。
その他のウイルスの傾向だが、幸いなことに、国内・ワールドワイドともBugbearとOpaservは伸びていない。特に海外でのOpaservは、前月の9314件から4225件へと半減になっており、そろそろ収束してきそうな流れである。また、年末にメールのやりとりが増える際にウイルスの大規模感染が起きるのではないかと危惧されていたが、全体的に報告数は11月とほぼ同程度ないし減少となっており、とりあえずは一安心といったところか。もっとも、年始はYahaの亜種などが出回っており(つまり一次配布者のほかに感染者がいるということ)、油断は禁物だ。
■月間ウイルス被害ランキング(2002年12月:国内)
■月間ウイルス被害ランキング(2002年12月:WorldWide)
関連リンク シマンテック [記事提供:RBBTODAY ] モバイルショップ
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