ニュース 2003年1月8日 05:17 PM 更新

トレンドマイクロの12月感染レポート 動きは少なく件数も減少


 トレンドマイクロは、2002年12月度のウイルス感染被害レポートを公表した。最も被害および発見件数が多かったのはWORM_KLEZ(クレズ)の642件。続いて、WORM_BUGBEAR.A(バグベア)の358件、WORM_OPASERV(オパサーブ)の285件と続く。

■月間ウイルス被害報告ランキング(2002年12月:国内)
順位 ウイルス名 被害件数 先月の順位と件数
1位→ WORM_KLEZ 642件 (1位・849件)
2位↑ WORM_BUGBEAR.A 358件 (3位・535件)
3位↓ WORM_OPASERV 285件 (2位・544件)
4位→ VBS_REDLOF.A 270件 (4位・233件)
5位↑ JS_EXCEPTION.GEN 66件 (7位・97件)
6位↓ TROJ_JAPSX.A 63件 (5位・132件)
7位↑ NIMDA 56件 (圏外)
8位↓ PE_FUNLOVE.4099 44件 (6位・121件)
9位! PE_DUPATOR.1503 33件 (初登場)
10位↑ X97M_LAROUX 30件 (圏外)

 報告数は、4位のVBS_REDLOF.Aまでが(2位と3位の入れ替わりはあるものの)先月と同じ顔ぶれで高い状態が続いている。一方、新顔は9位のファイル感染型ウイルス「PE_DUPATOR.1503」(デュパトー)。ただ、デュパトーは大量メール送信などを行わないため、アンチウイルスソフトを普通に利用していれば感染が広まるようなことはないだろう。

 12月の報告状況はかなり落ち着いたものとなっていたが、1月は年明け早々Yahaの亜種が出回ったりとあわただしく、油断は禁物。アンチウイルスソフトのパターンファイルを自動更新させている場合でも、念のためパターンファイルの最終更新日付やバージョン情報などをきちんと確認するようにしていただきたい。

関連リンク
▼ トレンドマイクロ

[記事提供:RBBTODAY ]



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