ニュース	2003年1月17日　09:16 PM 更新

「LaVie」新ラインアップ、802.11a/b両対応のモバイルモデルが登場

NECは1月17日、ノートPC「LaVie」シリーズの新ラインアップ9シリーズ27機種を発表した

　NECは1月17日、ノートPC「LaVie」シリーズの新ラインアップ9シリーズ27機種を発表した。IEEE 802.11a/bデュアル対応のワイヤレスLAN機能を内蔵した「LaVie J」など、ラインアップの拡充が行われている。すべてオープン価格で、1月23日から順次発売する。

54Mbps無線LANにも対応した「LaVie J」

11Mbpsと54Mbpsの無線LANに両対応した「LaVie J」

　B5サイズ「LaVie J」新モデルにはIEEE 802.11a/bの両規格に準拠した無線LAN機能が搭載された。2機種が用意され、「LJ700/5E」は30GバイトHDDとWindows XP Professionalを搭載、Office XP Personalが付属する。実売予想価格は20万円前後。「LJ500/5A」はHDDが20GバイトでWindows XP Home Editionを搭載する。実売価格は10万円台後半になる見込みだ。

　重さ1.19キロと現行モデルに比べて約16％軽量化された。バッテリ駆動時間は約4時間。CPUには超低電圧版モバイルPentium III-M/933MHzを採用、メモリは256Mバイト、1024×768ピクセル表示（XGA）が可能な12.1型TFT液晶を搭載する。バッテリ駆動時間は約4時間。サイズは270（幅）×222（奥行き）×17−21.8（厚さ）ミリ。

　USB2.0接続の外付け型DVD/CD-RWコンボドライブが同梱される。専用ケーブル経由で電源は本体から供給されるため、ACアダプタなしで使用可能。またSDメモリーカード／MMC／メモリースティック／スマートメディアの4種類を利用できるPCカードアダプタも標準添付される。

Athlon XP 1600+採用の低価格帯ノート「LaVie F」

「LaVie F」

　「LaVie F」は1機種。CPUが前機種のモバイルAthlon XP 1400+から同1600+に変更された以外は、ほぼ同仕様となっている。XGA対応の14.1型TFT液晶と256Mバイトメモリ、40GバイトHDD、DVD/CD-RWコンボドライブを装備する。バッテリ駆動時間は約2.2時間で、実売予想価格は10万円台後半。

スーパーシャインビュー液晶を搭載した「LaVie T」

高性能液晶パネルを採用した「LaVie T」

　「LaVie T」は2機種がラインアップ。液晶ディスプレイに、反射を抑える「ARコーティング」を施した15型スーパーシャインビューTFT（XGA）を搭載した。

　CPUは上位機種がモバイルPentium 4-M/1.8GHzを、下位機種がモバイルCeleron/1.6GHzを採用。メモリは256Mバイトで、HDDは上位機種が60Gバイト、下位機種が40Gバイト。DVD MultiドライブとハードウェアMPEG-2エンコーダやTVチューナーを搭載するほか、専用リモコンやステレオヘッドホンなど多彩なAV機能を装備するのが特徴だ。

記録型DVDドライブ装備の「LaVie C」など

「LaVie C」

　ハイスペックなオールインワン「LaVie C」は3機種とも記録型DVDドライブを標準装備した。「LaVie L」6機種では一部機種でスーパーシャインビュー液晶を搭載している。

「LaVie L」

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