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2003/01/22 23:59:00 更新

ヤフー、第3四半期の決算発表

ヤフーは、2002年度第3四半期の決算説明会を行った。Yahoo! BB事業部の売上高は約62億円で、全体の38.1％を占めた

　ヤフーは1月22日、2002年度第3四半期の決算説明会を行った。それによると、売上高は前年同期比86％増の、163億2600万円。営業利益ベースで68億700万円、経常利益では、前年同期比129％増となる67億8200万円を計上した。

　事業部別に見ると、Yahoo! BB事業部が62億1800万円を売り上げており、これは同社全体の売上高の38.1％を占める。一方、オークション事業部も売上を伸ばしており、前四半期から24.9％増の33億5500万円に。この2つの事業は、営業利益でもそれぞれ18億円、26億円を計上しており、同社の収益の柱に成長していることが分かる。

　参考チャート（ヤフーの決算資料より抜粋）

　Yahoo! BB事業部の損益計算書を見ると、「ビジネスサービス」分野での売上が、21億7800万円。このうち、Yahoo! BBの会員獲得インセンティブが9割を占めるという。広告掲載などを含む「広告」分野の売上は、1億2400万円。また、ISP料金収入などを含む「パーソナルサービス」の売上は、39億1500万円となっている。ちなみに、Yahoo! BBの会員1人あたりのISP料金は、月額1290円。

　ヤフーの井上雅博社長は、Yahoo! BB事業で引き続き会員獲得に力を入れることに言及。各種キャンペーンを展開してきた従来路線から、さほど変更がないとした。なお、加入者数は12月末に169万回線を達成しているが（記事参照）、1月は年始に休日が多かった関係で「（月間で獲得した）接続回線の数字は、弱めに出るかもしれない」（ヤフー）との予測も聞かれた。

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Yahoo! BB

[杉浦正武，ITmedia]

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