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2003/02/18 18:11:00 更新 |
IP電話機器の最終形態か?〜写真で見る「BBフォンステーション」
先日発表された「BBフォンステーション」だが、早速、開発や販売を手がけるソフトバンクにおじゃまして、実機を拝見させていただいた。そこで今回は、写真とともにBBフォンステーションの詳細をお伝えする。
先日発表された「BBフォンステーション」だが、早速、開発や販売を手がけるソフトバンクにおじゃまして、実機を拝見させていただいた。そこで今回は、写真とともにBBフォンステーションの詳細をお伝えする。
BBフォンステーションは、Yahoo! BBとIP電話サービスBBフォンを利用するための機器だ。具体的には、
- ADSLモデム
- ブロードバンドルータ
- IP電話アダプタ
- 無線LANアクセスポイント
- 留守番電話機
- コードレスホン
を一体型にしたもの。特徴は、なんといっても設置が簡単なことにある。
BBフォンステーションの機能を、従来のように別々のモジュールで実現させようとすると、設定が面倒だったり、配線が煩雑になったりする。そして何よりもたくさんの、コンセントも必要だ。しかし、BBフォンステーションでは、一体型になっているうえにYahoo! BBでの利用に限定されているため、面倒な設定は不要なのだ。ちなみに、写真2の上部にある4つの丸は換気口だ。この換気口は、内蔵しているADSLモデムなどの熱を発散させるために備えられた。そのため、筐体も少々大きくなっている。
外線については、2回線同時に通話ができる。さらに、将来的には子機と親機に別の050番号を割り当てることも検討しているという。
(右)BBフォンステーションの親機と(左)子機。シャープと共同開発したこともあり、外見は通常の留守番電話付き親子電話と見分けがつかない
裏側の写真。左から局舎からの電話線、FAXなどを増設するためのモジュラージャック、主電源スイッチ、電源コネクタが配置されている。モニタサービスのころは、複雑な接続が問題になっていたが、これらの課題に取り組んだ結果といえるだろう
写真では詳しく確認できないが、操作パネルは通常の留守番電話と同じだ。使い慣れている人なら、マニュアルはいらないだろう
無線LANには、コンボモデムやトリオモデムのように、PCMCIA型のカードを刺すことによって対応する。ちなみに、カードスロットの中をのぞいてみたところ、Cardbusには対応していないようだ
もちろん有線のLANにも対応している。裏側に設置した場合、電話線のコネクタと間違えることを考慮してか、左側面にポートがついている
関連リンク
ソフトバンクBB
[記事提供:RBBTODAY]