リビング+:ニュース 2003/02/20 19:57:00 更新


NTT東西、「県間通信」生かしたフレッツ・サービスを申請

NTT東日本とNTT西日本は、それぞれ地域IP網の県間接続に対応するフレッツサービスの改定について認可申請をおこなった。CUGサービスや映像・音声コミュニケーションサービスでは料金据え置きで接続エリアが拡大される。

 NTT東日本とNTT西日本は、それぞれ地域IP網の県間接続に対応するフレッツサービスの改定について認可申請をおこなった。地域IP網の県間接続が総務省から認可されたことによるもの。

 変更されるのは、企業向けプライベートネットワークサービスの「フレッツ・オフィス」、CUGサービスの「フレッツ・グループアクセス / フレッツ・グループ」、映像・音声コミュニケーションの「フレッツ・コネクト / フレッツ・コミュニケーション」、およびコンテンツ配信の「フレッツ・オンデマンド / 配信代行サービス」。

 フレッツ・オフィスの変更だが、他県の拠点とも通信できる新メニュー「フレッツ・オフィス ワイド」(名称はNTT東西とも同じ)が提供されることになる。県内のみの「フレッツ・オフィス」との月額料金差は、128kbps品目で4,000円上乗せ、ATMプラン3(70〜135Mbps)品目で120万円の上乗せなど。

 一方、料金に変更がなく通信可能なエリアが拡大するサービスもある。CUGの「フレッツ・グループアクセス(NTT東)」「フレッツ・グループ(NTT西)」と、映像・音声通信の「フレッツ・コネクト(NTT東)」「フレッツ・コミュニケーション(NTT西)」の各サービス。いずれも、単に接続可能エリアが他県へも拡大するという形となる。

 このほか、コンテンツ配信では、フレッツ・オンデマンド(NTT東)は料金据え置きでエリア拡大。NTT西の配信代行サービスは広域メニューを新設、県間接続が行われたエリアから順次切り替えていく。

 地域IP網の広域化は3月より実施される予定で、当初の広域化エリアは東日本が東京・神奈川・千葉・埼玉。西日本が大阪・兵庫・京都。それぞれ平成15年度(2003年度)の早い時期に、広域化を全域に広げる計画だ。

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[記事提供:RBBTODAY]



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