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2003/02/24 23:55:00 更新

携帯電話で録画予約、松下がブロードバンドレシーバを発表

松下電器産業は2月24日、ブロードバンドレシーバー「DY-NET2」を正式発表した。DY-NET2をHDDレコーダーやDVDレコーダーに接続しておけば、携帯電話からの録画予約を行える

松下電器産業は2月24日、携帯電話からHDDレコーダーやDVDレコーダーの録画予約を行えるブロードバンドレシーバー「DY-NET2」を発表した。これは、5日に行われたDVDレコーダーの発表会で披露されたもの（2月5日の記事を参照）。昨年「PanaSense」で限定販売された「ITアダプター」の量産型だ。

本体サイズは44（幅）×79.5（高さ）×130（奥行き）mm。発売は4月10日。価格はオープンプライス

　ADSLなどブロードバンド回線に接続されたDY-NET2をDVDレコーダーを接続しておけば、アイラテが提供する携帯電話向けのEPGサービスを利用して外部から予約録画が行える。対応するレコーダーは、DVDレコーダーの「DMR-HS2」「E90H」「E80H」、およびハードディスク内蔵ビデオデッキ「NV-HVH1」の4機種。また、パソコンからの録画予約にも対応している。

　携帯電話から予約録画を行うと、自動的に番組タイトルがレコーダーにダウンロードされる。また、レコーダー本体で録画予約する際も、ブロードバンドレシーバーが接続されているとEPGサービスから録画する番組のタイトル名を自動的にダウンロード。番組を録り貯めても効率的に検索できるという。

　さらに、同社製DVカムコーダーを接続すれば、ネット経由で携帯電話から静止画像を閲覧できる。これにより、留守宅のペットなどの様子が外出先から確認可能だ。このサービスは、夏以降に提供される予定となっている。対応するカムコーダーは、「NV-MX5000/GX7K/GS5K/MX2500/EX21/MX1000/DS88K/DS88PK」。東芝製のデジタルメモリレコーダー用カメラ「DMR-C1」もサポートしている。

　なお、携帯電話はNTTドコモの「503iシリーズ」「211iシリーズ」以上および「FOMAシリーズ」の全機種、Jフォンの「51シリーズ」以上のパケット通信対応機種、au/TU-KAの全EZ-Web対応端末となっている（一部対応できない機種あり）。PCの場合は、Windows 98/98SE/Me/2000/XPおよびInternet Explorer以上が必要となる。

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[ITmedia]

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