リビング+:ニュース 2003/03/05 23:05:00 更新


松下、MPEG-TS伝送対応5GHz無線LANチップセットを開発

松下電器産業は3月5日、映像伝送に適した5GHz帯無線LANチップセットを開発したと発表した。デジタルTVとホームサーバを結ぶ「無線AVホームネット」の普及を図る

 松下電器産業は3月5日、映像伝送に適した5GHz帯無線LANチップセットを開発したと発表した。デジタルTVとホームサーバを結ぶ「無線AVホームネット」の普及を図る。


 IEEE 802.11a/eに対応した無線LAN信号処理LSI「MN103S640L-H」と、高周波部IC「AN27551A」「AN27552A」で構成する。業界で初めて、デジタルTVなどで使用されているMPEG-TS信号を直接入出力でき、映像の伝送遅延を自動補正する機能も内蔵した。無線パケットごとに信号レベルを高速検出し、アンテナを自動的に切り替えるダイバーシティ技術も実現した。

 従来の無線LANチップセットはPCでの使用を前提とした仕様のため、映像信号の伝送の際には信号形式の変換や遅延を補正するCPUや外付け回路が必要だった。新チップセットは映像伝送に適した機能を内蔵しており、デジタルAV機器のワイヤレス化を容易に実現できるとしている。

 3月からサンプル出荷を開始する。サンプル価格は1万円。

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[ITmedia]



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