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2003/03/07 22:09:00 更新 |
TDK、IEEE 802.11a/bの無線LANカード
TDKは、IEEE 802.11a/bの両方に対応する無線LANカード「WN-DCB01」の出荷を開始した
TDKは3月7日、IEEE 802.11a/bの両方に対応する無線LANカード「WN-DCB01」を開発、OEM出荷を開始したと発表した。
サイズは約54(幅)×121.1(奥行き)×5(厚さ)mm。重量は約45g
WN-DCB01は、米Atherosのデュアルバンド対応無線LANチップを搭載。TDKの高周波回路設計技術、電波環境技術、アンテナ技術およびドライバ開発技術により、従来製品よりもスループットを向上させた。とくに、アクセスポイントから15m以上離れると速度低下が顕著になる従来製品にくらべ、新製品では見通し25m地点まで23Mbps前後のスループットを維持できるという。
アドホックモードで接続したPC間のFTP測定値(出典はTDK)
TDKでは今後、無線ネットワーク製品ラインアップとしてIEEE802.11gなど、最新の通信規格を採用する無線LAN製品の商品化を進めていくとしている。
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ニュースリリース
[ITmedia]