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2003/03/10 19:34:00 更新 |
リモートログインで感染を広げるワーム「DELODER」が拡大中
トレンドマイクロは、Windows2000とXPをターゲットに感染を広めるワーム「WORM_DELODER.A」について警告している。DELODERは、侵入に成功するとバックドアツールを組み込み、システム共有設定を無効にするという。
トレンドマイクロは、Windows2000とXPをターゲットに感染を広めるワーム「WORM_DELODER.A」について警告している。DELODER.Aは、侵入に成功すると自分自身を広めるほか、バックドア(リモートコントロール)ツールを組み込んだり、システム共有設定を無効にするという。
中国での感染が中心とのことだが、日本国内でも16件の報告があるという。DELODER.Aは、感染用にWindows2000とWindowsXPがサポートする共有プロトコルを使用する。このときプリセットされたパスワードを使ってAdministrator接続をトライするとのことで、安易なパスワードを使わないよう注意してほしい。また、どうしても必要ということでなければ、ルータやファイアウォールの設定で今回狙われているポート(TCP/445)へのインターネットからのパケットをブロックしておこう。
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トレンドマイクロ
[記事提供:RBBTODAY]