リビング＋：Weekly Top10

2003/03/10 23:59:00 更新

Living Plus Weekly Top10（3月2日〜3月8日）
Macユーザーにもコンテンツを下さい

日頃からコンテンツレビューの連載を担当していて、気になることがある。Macユーザーには、同様の思いを抱いている人も多いだろう

Living Plus Weekly Top10 3月2日〜3月8日
1位	これがニュースタイル、「VALUESTAR TX VX700/4F」
2位	吉本興行はどないやねーん？
3位	しつこいウイルスメールへの対処法〜Fromを詐称されたメールから送信元を特定
4位	Yahoo! BB、218万回線に
5位	サーバはこういうところに置かれてます〜IIJ横浜データセンタ
6位	家庭用ルータもQoSの時代？　So-netが「ブロードバンドAVルータ」を正式発表
7位	カノープス、「MTU2400 HomeServer」を発売
8位	トレソーラの試みは「プロジェクトX」？
9位	総評〜VALUESTAR TXの存在すべき場所
10位	「802.11g」を手に入れたiBOXサーバ

　先週のトップは、「VALUESTAR TX VX700/4F」のレビュー記事。“ホームサーバPC”とでもいうべきハードウェアだが、読者の関心は高いようだ。今週は「PriusAir 670E」のレビューも入っているので（記事参照）、こちらも参考にしてほしい。

　2位には、コンテンツをレビューする連載「コンテンツBar」が入った。ところで、記者は日頃この連載を担当していて、不便に思うことがある。今日は、それを書かせていただこう。

　連載で登場するキャラ「マスター」は、本職は漫画家だ（挿絵も彼が書いている）。職業柄、使用するマシンはMacintosh。周りを見渡しても、Macユーザーばかりらしく、Windowsマシンを調達できる環境にないという。レビューするサイトの選定は編集部が行うのだが、当然、「Mac対応」のものを探さなくてはならない。

　ところが、この制限が思ったより厳しいのだ。たとえば、Windows Media TechnologyのDigital Rights Management（DRM）技術を採用しているところは、かなりの確率でMacに対応していない、と思っていい。ほかにも、ユーザーインタフェースにXMLを使用したような、手の込んだサイトや、文字と画像を同期させる「Advanced Script Indexer」などの技術を採用するところもダメ。視聴時に、独自のソフトウェアをインストールさせるケースも、気をつけたほうがいい。

　上記の技術を用いたサイトは、先進的な試みをしている場合も多い。「これはいい！」と思ったサイトが、Macに対応していなくて、泣かされた……というようなケースは、1度や2度ではないのだ。

　逆にいえば、連載で扱ったサイトは、すべてMacに対応したもの。「おもしろいサイトはないか」と探しているMacユーザーは、ぜひ参考にしてほしい。ちなみに、そうやって苦労して見つけてきたサイトも、ユーコとチヒロの毒舌によって、ボロボロにいわれてしまうこともある。そんな時、編集者は2度泣くハメになるのである。

[杉浦正武，ITmedia]

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