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あの“魔法の液体”「ナノカーボンPC」が、雑誌「ケータイBEST」の付録になった。
ナノカーボンPCといえば、一時期PC自作派やオーディオマニアの間で話題になった接点改質剤「SETTEN No.1」の廉価版(もっとも、量を減らして安価にしたもので、内容は全く同じ)。いままで“〜剤”の類はなんとなく敬遠していたのだが、気前のいいケータイBEST編集部が1冊提供してくれたので試してみよう。
ナノカーボンPCは、カーボンとダイヤモンドからなる直径15ナノメートルの導通性物質と、深海鮫(!)から抽出したという「スクワランオイル」を混ぜた液体だ。これを電化製品の“接点”に塗れば、この極小ダイヤが目に見えない金属の凹凸を埋め、電気の流れを良くする仕組み。実にさまざまな電化製品でイイコトがあるらしい。
業界初「ナノカーボン実験キット」を付録にしたケータイBESTによると、「バッテリーの電極に塗ると長持ちする」「トースターに塗るとパンが早く焼ける」「炊飯器に塗るとゴハンがおいしくたける」……。もちろん、ADSLモデムの接点にも有効で、「スピードがアップする」という。
一足先に携帯電話のバッテリーと充電器で検証したMobileチャンネルによると、「以前よりも充電に要する時間が短くなったような気がしないでもない」(ライターN嬢)。うーむ。炊飯器の検証はMobile編集部に任せるとして、本題のADSLモデムにいってみよう。こちらは、効果があった場合は数字として目に見えるはずだ。
身を挺して実験に協力してくれたのは、住友電工製のADSLモデム「Megabit Gear」(TE4121C)。ADSLはニフティ&イー・アクセスだ。まずは普通の状態で回線速度を計測しておく。
では、さっそく“ぬりぬり”。
塗るときのコツは、金属の接触部分に薄く塗布すること。表面にカーボンの黒色がみえなくなるまで薄くする。そのあと、コネクタは2〜3回抜き差しして、なじませておくといいらしい。
ついでに壁面のモジュラージャックやスプリッタにも塗った。これで、少なくともPCに至る宅内配線(の接点)はすべてナノカーボンコーティング済みとなる。
さて、ADSLモデムを起動して、スピードチェックしてみよう。気分はまるで、マグネットコーティング後のガンダムに初めて乗るアムロのようだ(読者にはわかってもらえると信じています)。
すると……
下りリンク速度は、塗布前と塗布後で、その差128Kbps。誤差の範疇という見方もできるが、「ISDN回線2本分」と考えると結構スゴイことのようにも思える。ちなみに、ZDNetよりも真面目に検証したケータイBEST編集部によると「だいたい、ADSLモデムの場合は4%くらいアップするようです」とのこと。
ナノカーボンPCの製品版は1,200円。この結果をどう考えるかはアナタ次第だ。ただ、「結果が良くなかったときは“びみょー”とか書いてお茶を濁そう……」などと考えていた筆者には、ちょっとした驚きだったことも付記しておく。とりあえず試してみたい人には、実験キットの利用をオススメしたい。
ナノカーボン実験キットが付いた雑誌「ケータイBEST」は全国書店で好評発売中(780円)。携帯電話の記事も載っている。
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