リビング+:Weekly Top10 2003/03/24 21:10:00 更新

Living Plus Weekly Top10(3月16日〜3月22日)
記事には書けなかった「ゲーム屋の舞台裏」

先週は、オンラインゲームの特集がアクセスランキング上位を占めた。取材ではさまざまな話が聞けたが、中にはちょっと記事にできないような話もあった

Living Plus Weekly Top10 3月16日〜3月22日

1位 重要性を増す「チートコード対策」 〜リネージュ
2位 平和な世界に「PK」は必要か? 〜ラグナロク
3位 “魔法の液体”でADSLは速くなるか?
4位 NTT東、値下げと工事費半額で「Bフレッツ」にテコ入れ
5位 処理が軽く「落ちない」ゲームを 〜エターナルカオス
6位 これがソニー流、ワイヤレスインターネット+TVのAirBoard
7位 ゲームマスターは今日も多忙 〜天上碑
8位 ワイヤレス+防水、強力タッグのドコデモTV「XFER」
9位 ワイヤレスもバリエーションの1つ〜そこが特別な“FACE”ワイヤレス
10位 ボブ・サップ、素人にKO負け……?

 先週、アクセスランキングの上位を占めたのは、「特集:ゲーム屋の舞台裏」の一連の記事。Living+では多くのニュースを扱っているが、やはりゲームのトピックは、独特の人気がある。

 取材では、記事には書けないような「ウラ話」を聞く機会も多かった。ここで全てを明かすわけにはいかないが、その中で1つだけ、記者が興味を持った話をしよう。

 ある事業者に取材に行ったときのこと。話が終わりにさしかかった頃、相手から「本社の所在地を明らかにすることはないですよね?」と、念を押された。もちろん、事業内容に触れこそすれ、会社の場所など説明する必要はない。そう答えると、相手は安心したようすで、こう話した。

 「実は、会社の地図は、あまり公開していないんです」。

 オンラインゲームでは、どうしても特定のユーザーに対して厳しい態度で臨まなければならないときがある。当然、逆恨みされてしまうケースもないとは言い切れない。その場合、会社の場所が公開されていると、最悪の場合は何らかの攻撃の対象になるかもしれない――。という配慮が働いているようだ。

 もっともこれは、オンラインゲームに熱狂するユーザーが多く、ゲームが社会問題化している韓国の運営体制を参考にしたもの。日本の現状を見れば、まだまだそんな心配はない、と笑う人間もいるだろう。

 しかし、そこまで細心の注意を払わなければ、ネットゲームの運営はできないのかもしれない。いずれにせよ、いかに事業者が運営に気をつかっているかを、端的に示すエピソードだといえるだろう。

[杉浦正武,ITmedia]



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