リビング+:ニュース 2003/04/07 23:56:00 更新

Living Plus Weekly Top10(3月30日〜4月5日)
空飛ぶ自動車も見てきました

「鉄腕アトム」の世界を彷彿とさせる“空飛ぶ自動車”を「ROBODEX 2003」の展示会場で発見した。しかもエコロジーだ。燃料は燃料電池。機体の材料には、和紙を使っているという

Living Plus Weekly Top10 3月30日〜4月5日

1位 「ADSLは700万回線で止まり、光の時代が来る」 〜エキサイト
2位 ROBODEX 2003:量産型「番竜」は“お手”もする
3位 平成電電、「ADSL+固定電話サービス」は無敵の方程式か?
4位 光ファイバーとアフロの微妙な関係
5位 豊富なネットワーク機能を盛り込んだHDDレコーダ、シャープHG-01S(ガリレオ)
6位 ROBODEX 2003:PINO、“ver.2”でマッチョに
7位 固定→携帯接続交渉、「サボタージュにあっている」
8位 ROBODEX 2003:ロボットの“柔肌”に触れてみたい?〜ATR
9位 お手軽ホームセキュリティに挑戦?(後編)
10位 “防犯”から生まれたIT住宅〜パナホーム「エルイデオ・リヴィ」

 2003年4月7日は「鉄腕アトム」の誕生日。先週の「ROBODEX 2003」は「現代のロボットは、どれほどアトムに近づいたか?」というスタンスで報道されることが多かったようだ。

 ただ、個人的にはアトムの世界観を構築する、もう1つの重要なファクターに注目したい。それは“空飛ぶ自動車”だ。

 タイヤのない車が、重力を無視したかのように飛び回るさまは、当時の子ども達に“未来”を感じさせてくれた。だが現実をみれば、21世紀を迎えた今も車は地面を這っている。時代は一人の漫画家の夢に追いつけなかったらしい。

 しかし、あきらめるのはまだ早い。ROBODEX会場の一角で「空飛ぶ自動車」を発見した。社団法人岐阜県工業会のブースにあった「ミラクルビークル」がそれだ。

 岐阜県には飛行機関係の企業が多く、その技術を活かして空を飛べる自動車の開発を進めているのだという。外観は小型飛行機そのものだが、コンセプトはあくまでも“自動車”。普段は翼をたたんで道路を走り、翼を広げれば空を飛べるという。

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展示されていたのは5分の1サイズの模型
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普段は翼をたたんで道路を走り、翼を広げれば空を飛べる

 しかもエコロジーだ。燃料は燃料電池。機体の材料には、やはり岐阜県のお家芸である和紙を使い、本体の軽量化とともに「自然にもやさしいつくり」になっている。気になるスペックは下記の通り。

空飛ぶ自動車ミラクルビークル
全幅6m
全長4.45m
重量450kg
地上での速度時速50km
空を飛ぶ速度時速260km

 昨年8月には3分の1サイズの模型機を使って飛行実験が行われ、見事成功したという。さらに、「数年以内に実際に人が乗れるものを作ろうとしています」(説明文より)。

 ところで、これって自動車の免許で乗れるんだろうか。

[芹澤隆徳,ITmedia]



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