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2003/04/17 22:21:00 更新 |
日本のVoIP市場は「5年で230倍以上に」 〜IDC Japan
IDC Japanは4月17日、国内VoIPサービス市場規模の予想を発表した。2002年の31億円から、2007年には7200億円に成長する見込みだという
IDC Japanは4月17日、国内VoIPサービス市場規模の予想を発表した。2002年の31億円から、2007年には7200億円に成長する見込みだという。
同社はBB Phoneが成功を収めたことで、ISP各社もVoIPサービスを追加しつつあると指摘。いまやユーザーの認知度も高いという。ビジネス市場では、付加価値サービスの利用が期待されることもあって、より多くのビジネスチャンスが生まれると見ている。
一方で、従来の通信事業者はVoIPサービスの提供に慎重だ、とも。通信事業者がPSTN(公衆回線網)からVoIPにいかに移行するかが課題で、このためビジネス市場の成長には時間がかかると分析している。
いずれにせよ、ブロードバンド接続のもと、IP-VPNなどの技術が普及するのに伴い、企業ユーザーが増えると予測。国内VoIP市場は、着実に成長するとした。
関連リンク
IDC Japan
[杉浦正武,ITmedia]