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2003/06/02 18:56:00 更新 |
コレガ、11g高速化技術「Nitro」対応ファームを公開
コレガは6月2日、IEEE 802.11g無線LANの通信速度を高速化する「ジェットモード」を利用できるファームウェアを公開した。米Intersilが開発した「Nitro」技術をコレガ製品で利用できるようになる。
コレガは6月2日、IEEE 802.11g無線LANの通信速度を高速化する「ジェットモード」を利用できるファームウェアを公開した。
米Intersilが開発した「Nitro」技術をコレガ製品で利用できるようになる。同技術はIEEE 802.11gと同11b通信でやり取りされるデータパケットの比率を操作することで速度を向上させる。両規格の混在環境では11gのパケットを優先、11gのみの環境ではパケットを連続転送することで高速化する。
802.11各規格対応の他社製品と混在使用しても、他社製品の通信速度を損なうことなく使用できるという。同社の測定では、同技術を使用することで速度が約10%向上したとしている。
WLBAR-54GTとWLCB-54GT
新ファームウェア対応製品は無線LANルータ「WLBAR-54GT」とアクセスポイント「WLAP-54GT」、PCカード型クライアントアダプタ「WLCB-54GT」の3製品。同社サイトからダウンロードできる。
新ファームウェアを適用した同無線LANルータと、同クライアントアダプタとのセットモデルも発売した。無線LANルータは1万800円、セットモデルは2万6500円。
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[ITmedia]