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2003/06/06 17:43:00 更新 |
日本でもUWBの研究が本格化。CRLと民間企業など21団体が共同で
通信総合研究所(CRL)は、民間企業など21団体と「UWB(Ultra Wide Band)」の研究で協力する。参加団体は、沖電気、オムロン、カシオ、三洋電機、NEC、日立、富士通、松下、古河電気など。
通信総合研究所(CRL)は、民間企業など21団体と「UWB(Ultra Wide Band)」の研究で協力する。参加団体は、沖電気、オムロン、カシオ、三洋電機、NEC、日立、富士通、松下、古河電気など。
UWBは現在研究が進められている短距離における高速無線通信技術で、今のところ1メートルで250Mbpsの通信が可能だ。
今回の共同研究では、通信方式、変調方式、送受信技術、アンテナ技術、伝搬特性などの検証を進めるという。さらに、国内における標準化の制定、ITU-TやIEEEなど国際機関での活動も行うとしている。
CRLによると、米国では2002年2月に導入が決定され、欧州では具体的な検討が進んでいるという。さらに、日本では2002年の9月に情報通信審議会にて導入を諮問したという。
なお、この共同研究はいまのところ2004年3月末までの予定になっている。
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通信総合研究所
[記事提供:RBBTODAY]