リビング+:ニュース |
2003/06/11 14:52:00 更新 |
FREEPLAYβ目前!
MMORPG「ミュー」プレスカンファレンスレポート (1/3)
MMORPG「ミュー 〜奇蹟の大地〜」のFREEPLAYβが、いよいよ6月12日に開始される。これにあわせてゲームオンはプレスカンファレンスを開催、今後の計画や6月に早速行われるアップデートの内容などが明らかにされた。新ワールド「アトランス」には、あのタマちゃんが!
WebZenの全面支援で日本なりの「ミュー」を実現
MMORPG「ミュー 〜奇蹟の大地〜」のFREEPLAYβが、いよいよ6月12日の15時に開始される。これにあわせてゲームオンはプレスカンファレンスを開催、今後の計画や6月に早速行われるアップデートの内容などが明らかにされた。
カンファレンスでは、ミューのプロデューサーであるゲームオンの小島幸博氏がサービスで先行する韓国や中国での状況を説明、韓国では有料会員数95万人で同時接続数が5.4万人、中国では有料会員数が112万人の同時接続28万人という大ヒット状態であると述べた。また、日本でもプレミアαの初回募集では当初1000名の募集に2万人以上の応募があった実績もあり、「一昨年はリネージュ、昨年はラグナロクが話題になりました。今年はミューの年にします」と宣言、ミューに強い自信を示した。
また小島氏は、韓国で提供されている「ミュー」をそのまま日本で提供するつもりはないとし、ミューに「日本のゲーム文法」を取り入れていきたいとも述べた。これに関連して、開発元の韓国WebZen社社長のNamju Kim氏も「オンラインゲームではユーザの要求にリアルタイムで応えるため、ゲームのライフサイクル全体にわたる開発が必要」との認識を示し、日本(ゲームオン)からのリクエストに積極的に対応する姿勢を見せている。(その2に関連記事)
小島氏はミューの特徴として、
- 美しいグラフィックとかっこよさ
- アクション性
- シナリオ
の3点をあげている。
1つめの「かっこよさ」については服装・装備系アイテムの充実がメインとなるが、それに加えて、鎧などの防具と普段の私服を別々に使い分けられるようにして、防具以外の服装にも凝れるようにする、といった計画もあるらしい。
2つめのアクション性については、武器それ自体のアクションが特徴的な「ブーメラン」のような武器の実装のほか、複数のプレイヤーが連携して「合体攻撃」のような技を使えるようにするという(最近だと「小隊戦闘システム」といったところか)。また、チャットでの発言にあわせてキャラクタがアクションをする「エモティコン」についても、さらにさまざまな動きを入れていくとのこと。
3つ目の「シナリオ」については、NPCの追加などで強化する予定だという。これまでプレミアαをプレイしてきたユーザにもぴんとこないところだと思われるが、現在のプレミアαにおいてNPCがしゃべらないのは、イベントを動かないようにしているためとのことで、FREEPLAYβからはNPCからクエストや様々なヒントなどが出てくることになる模様。
今後のミューのアップデートスケジュールは以下のような予定になっているという。
6月
- チャット強化
- NPCセリフ追加
- バトルサッカー実装
- エモティコン追加
7月
- 新マップ「アトランス」OPEN
- 武器防具追加
- 連携システム追加
8月
- 新マップ「デビルスクエア」OPEN
- アクセサリー追加
9月
ミューについて小島氏は「進化するミュー」というキーワードを掲げ、毎月のように機能強化をしていきたいと語っており、プレイヤーにとっても、それこそ目が離せない(ひょっとすると油断のならない?)タイトルになりそうだ。
左から、ミューの小島幸博プロデューサー(ゲームオン)、ゲームオンの金鍾信社長、WebZenのNumju Kim社長、インターピアの楠岡仁志社長
| 1 2 3 | 次のページ
[記事提供:RBBTODAY]