リビング+:Weekly Top10 2003/06/30 23:59:00 更新

Living Plus Weekly Top10(6月22日〜28日)
ADSLの広告表示「もう1つの問題」

ADSLの通信速度に関する広告表示で、議論が起こっている。もっとも、ADSLサービスの表示といえば、もうひとつ注意しなくてはならない問題がある

Living Plus Weekly Top10 6月22日〜6月28日

1位 sigmarion III、ザウルス、CLIEの動画再生機能を検証
2位 “24Mbps”の広告表示はこのままでいいのか?
3位 Yahoo!BB、“Annex A”の26Mbpsサービスを発表
4位 Yahoo!BB、資金調達に伴う「規約改定」の意味
5位 NTT東も24Mbpsサービス、「フレッツ・ADSL モアII」
6位 MPEG-2からMPEG-4、そしてH.264へ
7位 ADSLの“最大速度”表示やめます〜ニフティ
8位 「Lモード」がネット家電に急接近
9位 なぜMPEG-4なのか?
10位 20Mbps超 ADSLサービス、8割強が乗り換え望む

 先週のトップは、sigmarion III、ザウルス、CLIEの動画再生機能を検証する記事。3つの実機を用意して比較検証するという、一般ユーザーには行いにくいことを実践する内容に、興味が集中したようだ。

 2位には、最近発表が相次ぐ“24Mbps ADSL”の広告表示のあり方を扱った記事が入った。関連記事の「ADSLの“最大速度”表示やめます〜ニフティ」も7位にランクインしており、ユーザーの関心を集めたことが分かる。

 ところで、その記事中でも軽く触れたが、ADSLのサービス表示では“速度”の過剰なアピールが問題視される一方で、“価格”の安さを宣伝する手法にも疑問の声が上がっている。

 公正取引委員会が挙げたのは、たとえば以下のような事例だ。

  • 実際にはA社も自社と同様に「3カ月無料キャンペーン」を行っているにもかかわらず、1年分の料金比較を行うにあたり、A社は1カ月分の料金の12倍を表示しながら、自社についてのみ無料キャンペーンを適用して9カ月分の料金を表示し、対比する

 「そういわれれば、そんなケースを目にしたことがあるな……」と思うユーザーも多いのではないだろうか。ちなみに、上記のケースは公正取引委員会が規定する留意事項のうち、“インターネット接続サービスの取引における表示”の“問題となる事例”として追加された。今後事業者は、こうした広告手法が使えないことになるだろう。

[杉浦正武,ITmedia]



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