リビング+:ニュース 2003/07/07 14:26:00 更新

インタビュー
「3週間遅れてます、すみません」MMORPGミュー・小島プロデューサー (1/2)

7月1日に、現在フリープレイβとして公開テストを行っているMMORPG「ミュー 〜奇蹟の大地〜」の小島幸博プロデューサーにインタビューをおこなった。そこでは、ミューのこれからのことや小島氏のゲームへの想いなどを伺うことができた。小島氏はミューについて3つの軸を決めている。「ビジュアル」「アクション」「ストーリー」だ。

 7月1日に、現在フリープレイβとして公開テストを行っているMMORPG「ミュー 〜奇蹟の大地〜」の小島幸博プロデューサーにインタビューをおこなった。そこでは、ミューのこれからのことや小島氏のゲームへの想いなどを伺うことができた。

Photo

最初から進化するミューというキーワードを出したのは、進化しないと終わりだよねという意味なので、と語る「ミュー〜奇蹟の大地〜」プロデューサーの小島氏

まず、プロデューサーとなられた経緯は?

 小島氏は、この「ミュー 〜奇蹟の大地〜」のプロデューサーに就任する前はジーパラドットコムの編集長。そこからミューに関わるに至ったのはゲームオン社長の一声であった。

 「社内でこのタイトルをやるのに誰がいい?ということになって、白羽の矢が立ったんです」

 ただ、ジーパラの編集長職を退いてのプロデューサー就任だったということで、かなり悩みながら、それでも、ミューの「着れる楽しみ」「きらびやかなビジュアル」に魅力を感じて引き受けたという。

 とはいえ、韓国で2年間運営されて会員数はリネージュに次ぐ第2位の人気タイトル“ミュー”も、小島氏からみればゲーム的にはバランスの良さと操作の簡単さ以外、中身は「原始的」「からっぽ」に思われたとのこと。「あとはこの中に哲学とか思想が入ればゲームの文法と物語として語れる思想が入れば完璧だな」と確信したという。

 ただ、海外のタイトルをもってくるという点での不安もあった。

 「一番の不安は『ミューはこうでなければ』と思っている人がいて、その人とぶつかったらたぶんうまくいかないですね」

 そう思いながら開発元のWebZen社を訪れると、不安はあっさりと払拭されたらしい。

 「ふたをあけたら、みんなでのんきに作ってる感じ。あ、日本の人がきたーていう感じで。おみやげ何がいい?って聞いたら“あずまんが”とか“ちょびっつ”とか。いろいろ詳しいですよ」

 WebZen側も日本のゲームに対して敬意を持っていることで、非常にスムーズな関係が築けているという。先日実装された「タマちゃん」についても、韓国側ではニュースなどで見知っていたそうで、実装についてスムーズに合意がなされた。どうやら、海外開発タイトルのMMORPGに往々にして起こる、日本からのリクエストが通らないという問題は、ことミューに関しては心配なさそうである。

画面

7月20日リリースの新マップ「アトランス」より

ミュー 〜奇蹟の大地〜
©2001-2003 Webzen All Rights Reserved. Licensed to ©2003 GameOn Co.,Ltd.

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[記事提供:RBBTODAY]



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