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2003/07/17 21:14:00 更新

使わなかった分を払い戻せるネットゲーム決済プリペイドサービス

デジタルチェックは、オンラインゲーム決済用のあらたな決済サービス「ゲームチェック」を8月より開始すると発表した。ゲームチェックは再チャージ可能な決済用プリペイドサービスで、コンビニ払いやクレジットカード払い、銀行振り込みなどさまざまな入金方法があることと、使わなかった分の払い戻しを受けられるのが特徴。

　デジタルチェックは、オンラインゲーム決済用のあらたな決済サービス「ゲームチェック」を8月より開始すると発表した。ゲームチェックは再チャージ可能な決済用プリペイドサービスで、コンビニ払いやクレジットカード払い、銀行振り込みなどさまざまな入金方法があることと、使わなかった分の払い戻しを受けられるのが特徴。発表時点で、ハンゲームジャパン、ゲームオン、スターオンラインの3社が採用を表明している。

　ゲームチェックの特徴は、オンラインゲームのプレイヤー層の広さに対応するために入金方法が多様になっていること。主要コンビニエンスストアでの支払いのほか、銀行振り込み、ネットバンキング、郵貯デビット、クレジットカード払いなどが自由に選択できる。クレジットカードや振り込みについては、500円〜1000円単位でユーザが自由に入金額を選択できるようにするという。クレジットカード番号を入力したくない層から、クレジットカードによって夜中もその場で入金したいヘビーユーザー層までカバーするサービスだ。

コンビニ店頭に設置されるゲームチェック入金パック

　払い戻しについては100円程度の手数料がかかる見通しということだが、プリペイド決済で未使用分を精算できるサービスは珍しい。これによって消費者にしてみれば「使わなかったら戻せるという安心感」（デジタルチェック 土岐会長）も出てくるだろう。

　ゲームオンの椎葉氏（MMORPG“天上碑”担当プロデューサー）は、「オンラインゲーム市場は今年後半から来年にかけて4倍になると予測されているが、課金にはすごいハードルがある」とし、今回のゲームチェックは、ネットでお金を払うきっかけとなるだろうと述べた。

　また、スターオンラインの中本氏（ハドソン取締役でもある）も「課金の壁は必ずある。（主要なオンラインゲームプレイヤーである）中高生はクレジットカードがないのでお金が払えない」と述べ、柔軟な残高追加が可能なゲームチェックに期待を表明した。

　デジタルチェックでは、“ゲームチェック”サービスについて初年度60億円程度の取扱を目指すとしている。

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[記事提供：RBBTODAY]

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