リビング＋：サプライヤーゾーンはお祭りさわぎ！

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2003/07/23 23:59:00 更新

ケーブルテレビ 2003
サプライヤーゾーンはお祭りさわぎ！

「ケーブルテレビ2003」の見どころは、何も分配分岐器やBER測定器ばかりではない。コンテンツプロバイダが自社番組を紹介する“サプライヤーゾーン”では、アレとかソレが百花繚乱！

　「ケーブルテレビ2003」は、なかなか不思議なイベントだ。展示会場は大きく分けて「ハードウェアゾーン」と「サプライヤーゾーン」の2つなのだが、前者はケーブルモデムや分配分岐器、BER測定器といった、ガチガチのハードウェア群が並ぶ（別記事参照）。しかし後者は、コンテンツプロバイダーがあの手この手で自社番組を紹介しており、さながらお祭り状態なのだ。サプライヤーゾーンの雰囲気を、フォトレポートでお届けしよう。

イベント、体験型アトラクションが多数

　会場を歩いていて、まず目につくのが西4ホール左奥に設置されたステージだ。ここでは、時間帯ごとに各事業者が、さまざまなイベントを展開している。記者が通りかかったときは、なぜかウルトラマンがブレイクダンスを踊っていた。

ダンスはかなり激しく、カッコよい。舞台上にいるのはウルトラマンコスモス、もしくはウルトラマンジャスティスのいずれかであると思われる

　スポーツ・アイ ESPNブースでは、同社が提供するスポーツ、格闘技番組の紹介を兼ねて、「WORLD RALLY CHAMPIONSHIP」で実際に使用されるラリーカーが展示されていた。もっとも、それ以上の注目を集めていたのが「スーパー耐久シリーズ2003」のイメージガール、「大和撫子」のみなさんだった。

彼女たちがブースに登場すると、とたんにカメラ小僧がわらわらと群がった

　会場には、体験型のアトラクションも多数見られた。音楽専門チャンネル「Viewsic」のブースでは、自転車のペダルをこいで発電を行うアトラクションが用意されていた。「放送局は、電力を多く消費する。しかしViewsicの放送は、風力発電を利用している」（説明員）。環境に優しい取り組みを行っている点を、アピールするねらいのようだ。

長時間、安定した電力を供給できれば、景品がもらえる。この夏の電力不足に向け、あなたもぜひ？

　「THE GOLF CHANNEL」のブースでは、ゴルフのフォームを確認することができる。実際に球を打つと、その様子を動画で撮影、解析してくれるという仕組み。「番組内では、このようなサービスは提供していない。あくまで、この展示向けに用意したシステムだ」（説明員）。ちなみに、指導してくれるのは、デビッド・レッドベターゴルフアカデミー日本校のインストラクター。