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2003/08/04 21:23:00 更新

ブロードバンドユーザーが利用したいサービス、第1位は……

ブロードバンドの現状を探る調査で、しばしば聞かれるのが、「どんなコンテンツを利用したいか？」という質問。情報通信総合研究所が調べたところでは、結果はこうなった。

　オンラインユーザーが今まで一番利用してきたコンテンツは「音楽」、これから利用したいのは「映画・ドラマ」――。こんな調査結果が、情報通信総合研究所から発表された。

　同社が実施した、「ブロードバンド＆インターネット・ショッピング利用実態調査VI」によるもの。調査は、2003年6月5日から15日にかけて、マーケティング・サイト「MIN」上でアンケート形式にて行われた。有効回答者数は、7037人だった。

　それによると、ユーザーがこれまで利用したことがあるオンラインコンテンツは、1位が53.8％の「音楽」、2位が47.8％の「ゲーム」となった。以下、映画・ドラマ、ニュース、生活情報……と続く。

　一方、今後利用したいコンテンツを問う項目では、「映画・ドラマ」が55.3％で1位に。さきほどの質問で1位だった「音楽」は、46.8％で2位につけている。ユーザーの興味が、この2つのコンテンツに集まっている様子が分かる。

　

　このほか、映像系コミュニケーションサービスの利用意向を問う項目でも、「映画・ライブなどの自宅での視聴」が1位に。やはり、ユーザーが“ブロードバンドと映画”の結びつきを願っていることが分かる。

　もっとも上述の質問は、年代別に見ると異なった結果も出ている。つまり、10代、20代、30代、40代を対象にした調査ではそれぞれ「映画・ライブ」が1位となったが、50歳以上は「自宅での医師の診察や医療相談」が1位に。映画・ライブはこの年齢層では2位になっている。

出所：（株）情報通信総合研究所「MIN第38回アンケート　ブロードバンド＆インターネット・ショッピング利用実態調査VI」（2003年6月）

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情報通信総合研究所

[杉浦正武，ITmedia]

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