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2003/09/01 19:29:00 更新 |
国内のP2Pノード、ADSLとFTTHの比率は?
ネットアークは9月1日、P2Pノード自動検索システム「P2P FINDER」の解析結果を発表した。IPアドレスデータベースを利用し、P2Pノードの回線種別分布を作成した。
ネットアークは9月1日、P2Pノード自動検索システム「P2P FINDER」(記事参照)の解析結果を発表した。サイバーエリアリサーチの協力を得て、IPアドレスデータベースを利用しP2Pノードの回線種別分布を作成した。
それによると、8月21日現在で発見されたP2Pノードのうち、ADSL回線は58%。FTTH、CATVはそれぞれ、8%、9%を占めた。総務省が先日発表した各回線加入者数は、ADSLユーザー854万、CATVユーザー228万人、FTTHユーザー53万人となっているから、P2Pでは比較的FTTHユーザーが多いことが分かる。
「P2Pノードの77%以上が、商用ネットワーク上に分布していた」(同社)。今後も、新たな調査手法を開発してP2Pファイル交換の動向把握に努めるという。
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ネットアーク
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[杉浦正武,ITmedia]