Living Plus Weekly Top10(8月24日〜8月30日)
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1位 | 恋をする韓国人、恋をしない日本人 | ||
2位 | ネット上で、人は完全な別人格になれない――池田教授 | ||
3位 | 26Mbps ADSLに乗り換えてみました……すると? | ||
4位 | “リアルマネートレード”をめぐり分かれる意見 | ||
5位 | 「そんなこと言うから信用されないんですよ!」―ラグナロクサミット | ||
6位 | ゲーム社会を“信頼”するリネージュユーザー | ||
7位 | 衛星が日本のデジタルデバイドを解消する | ||
8位 | メル友になりたい有名人、「小泉首相」がダントツ? | ||
9位 | Yahoo! BB加入キャンペーンで誤請求 | ||
10位 | ストリーミング映像もダウンロード可能、「ダウンロードSpider」 |
先週の上位を占めたのは、特集「リネージュにおける社会心理学的考察」の記事群。中でも、オンライン世界での恋愛事情を扱った「恋をする韓国人〜」は、人気が高かった。
個人的には、4位の「リアルマネートレード」の記事に注目したい。リアルマネートレードとは、ゲーム世界のアイテムを現実世界の現金で売買すること。金銭が絡むとトラブルが発生しやすいため、多くのゲーム事業者はこれを禁じている。
しかし、現実にはリアルマネートレードを行うユーザーは存在する。中には、ゲーム社会での「家」や「土地」を購入したくて、実際に大金を支払ったユーザーもいると聞く。よほど、マイホーム願望が強かったのだろう……などと想像をめぐらせる。
リアルマネートレードを肯定する人間の理屈は、「自分が苦労して獲得したアイテムを、自由にやり取りして何が悪い」というもの。言われてみればその通りで、個人的にはこの理屈、なかなか強いと思う。
当サイトでインタビューを行った東京大学の池田謙一教授(記事参照)も、こんな見方を披露してくれた。
「そもそも、切手でもなんでも、希少価値の高いものをなんとか交換してくれ、というコレクターは常にいた。特に、ゲーム固有の現象ではない」。ネットゲームの場合、まだそれほど社会的な認知が進んでいないため、周囲の理解が得られにくいという。
もっとも、池田教授はこう指摘することも忘れない。
「ゲーム内のアイテムは、単なるデジタルデータに過ぎない。ともすると消滅するし、詐欺行為が介入する余地も多い」。やはり危険度の高さは事実。禁止を承知でリアルマネートレードを試みるユーザーは、多少は痛い目に遭うことも覚悟すべきだろう。
[ITmedia]
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