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先週のアクセストップは、新型<コクーン>チャンネルサーバの詳細レポート。250GバイトのHDDを2台搭載し、500Gバイト、つまり“ハーフテラバイト”もの大容量ストレージが家庭用のHDDレコーダーに搭載される時代になったわけで、そのインパクトは大きい。
読者の反応も、「そんなに必要ない」から「まだまだ足りない」とさまざま。単純に考えれば、PCの分野で250GバイトHDDの生産量が増えたために入手しやすくなったこと、NECなど他社メーカーが250GバイトHDDの採用を始めたことへの対抗策など、いくつかの理由は思い浮かぶのだが、中には「蓄積型コンテンツ配信サービスへの布石か?」と深読みする人もいて、なるほどと肯いた。もちろん、今回の製品がそうだとする根拠はないが、十分に対応できる容量を持ったのは事実だろう。
TV放送、ブロードバンド配信に限らず、放送時間に拘束されずに視聴したい人は多い。VoDはコンテンツ不足もあってパッとしないが、HDDレコーダーの普及はそうした需要の大きさを物語っている。
放送分野でもニーズは把握しているようで、先週の「デジタル家電フォーラム2003」では、いくつかのセッションで「サーバ型放送」という言葉を耳にした。聞き慣れない言葉だが、簡単にいえば“大容量ストレージを備えた受信機を使う、新しいデジタル放送サービス”のことだ。TV番組などのコンテンツをTVやSTBなどに内蔵されたハードディスクに蓄積しておき、好きな時間に視聴できる。
「追っかけ再生」「まるごと録画」など、大容量ストレージの利便性は実証済みだが、サーバ型放送では、放送局側が蓄積を前提とした番組を提供することで、従来のHDDレコーダーに比べ、さらに便利になる。
仕組みは、“メタデータ”だ(番組の内容を示す情報)。すべての番組にメタデータを付加しておき、EPGによる検索性を向上。現在よりも素早く、簡単に目的の番組を検索できるという。
また、メタデータは蓄積済みの番組にも有効だ。まるでDVDのチャプターのようにシーン別に切り分け、たとえば「お目当てのアーティストやタレントの出演している場面だけを集めて再生する“シーンナビゲーション”など、新しいTVの楽しみ方を提案できる」(NHK技研)という。
サーバ型放送は、ARIB(電波産業会)や情報通信審議会、海外では「TV-Anytime Forum」が規格化を進めているが、国内でも2004年から、つまり来年からサービスを提供する事業者が現れるようだ。早ければ、月内にも業界団体が発足する見通し。こちらにも注目したい。
関連リンク[芹澤隆徳,ITmedia]
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