リビング+:ニュース 2003/09/16 16:50:00 更新


FTTHって本当に高いの? (2/2)


 前編では、インターネットと電話料金をトータルに考えると、フレッツ・ADSLとBフレッツではさほど差がないことが分かった。しかし、この2つの費用が逆転する場合もあるのだ。

 各フレッツサービスは、NTT東日本とNTT西日本がそれぞれのエリアで提供しており、前編ではユーザ数が多いNTT東の料金を用いて計算していた。そこで、もう一方のNTT西の料金を用いて計算したところ、Bフレッツとフレッツ・ADSLにかかる費用が逆転したのだ。

 東西での違いは以下の3つになる。

  • フレッツ・ADSL モア24が月額2,980円(東よりも230円高い)
  • IP電話に対応したADSLモデムのレンタル料金が月額730円(東よりも240円高い)
  • Bフレッツ ファミリー100タイプは月額2,300円(東よりも200円安い)

 これを踏まえてNTT西の料金を用いて費用を計算すると以下のようになる。

フレッツ・ADSL モア24+@nifty

料金月額
加入電話利用1,450円(1級局)〜2,390円(ライト/3級局)
フレッツ・ADSL利用2,980円
各種機器のレンタル730円(ADSLモデム+IP電話アダプタ一体型)
ISP2,000円
IP電話利用無料
合計7,160円〜8,100円

Bフレッツ(ファミリー100)+@nifty

料金月額
Bフレッツ ファミリー100利用4,300円
回線終端装置900円
屋内配線利用200円
ルータ+IP電話アダプタ380円
ISP2,000円
IP電話利用無料
合計7,780円

 このように、Bフレッツにかかる費用の方が320円安いのだ。また、フレッツ・ADSLの最安パターンに月額600円を足せばBフレッツが利用できることも驚きだろう。

 NTT西のエリアでは、中部電力、関西電力、中国電力、九州電力、USENがそれぞれがFTTHを提供する激戦区になっている。こんな事情があるため、NTT西のBフレッツはNTT東よりも安く設定されているのだ。その結果こうした逆転が生まれたことになる。

関連リンク
▼NTT東日本
▼NTT西日本

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[記事提供:RBBTODAY]



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