リビング+:ニュース 2003/09/17 22:16:00 更新


電話番号利用のネット基盤「ENUM」実証実験グループが発足


 電話番号を使ってIP電話や電子メールを統一的に利用できるようにする通信サービス基盤「ENUM」(イーナム)の実証実験に取り組む「ENUMトライアルジャパン」(ETJP)が9月17日に発足した。日本ネットワークinフォーメーションセンター(JPNIC)や通信事業者、メーカーなどが参加し、トライアルDNSの運用や技術的な検証を行う。


 ENUMは電話番号を一意のインターネットアドレスとして利用できるようにする技術(関連記事を参照)。IETF(Internet Engineering Task Force)委員会で規格が承認され、欧州や中国などでトライアルが始まっている。

 ETJPはJPNICと日本レジストリサービス(JPRS)、WIDEプロジェクトが発起人として企業20社が参加し、後藤滋樹・早稲田大学理工学部教授が会長に就任した。

 トライアルは、(1)9月−:通信機器やソフトの動作検証、(2)12月−:通信サービスの動作検証、(3)2004年4月−:ユーザー参加による利用も含めたサービス全体の動作検証──の3段階を計画している。各国が取り組むトライアルとの連携も図っていく。

関連記事
▼連絡先の番号は1つでOK――「Enum」技術をめぐる戦い

関連リンク
▼ENUMトライアルジャパン

[ITmedia]



モバイルショップ

最新CPU搭載パソコンはドスパラで!!
第3世代インテルCoreプロセッサー搭載PC ドスパラはスピード出荷でお届けします!!

最新スペック搭載ゲームパソコン
高性能でゲームが快適なのは
ドスパラゲームパソコンガレリア!