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2003/09/25 16:13:00 更新 |
Windows CEとTRONが情報家電向け組み込みOSを共同展開
T-Engineフォーラムとマイクロソフトおよび米Microsoftは、情報家電向けの組み込みOSを共同で開発すると発表した。具体的には、T-Engineプラットフォーム上でWindows CE .NETを動かす事で実現される。
T-Engineフォーラムとマイクロソフトおよび米Microsoftは、情報家電向けの組み込みOSを共同で開発すると発表した。具体的には、T-Engineプラットフォーム上でWindows CE .NETを動かす事で実現される。
T-Engineプラットフォームは、情報家電向けのハードウェアのアーキテクチャとTRONを元にしたOS「T-Kernel」で構成されるもの。また、ほかのOSや実行プロファイルをミドルウェアとして導入できる「ゲストOS」という概念があり、今回はこの仕組みを高く評価したマイクロソフトがT-Engineフォーラムへ参加することで協業が生まれたことになる。
情報家電をターゲットにした組み込みOSの共同開発といえば、松下電器やソニーなど国内の家電メーカ8社が進めている「CE Linuxフォーラム」が挙げられる。これまでバラバラで進められていたこの組み込みOSの開発だが、大きく分けてこの2つのグループが形成されつつあるようだ。
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[記事提供:RBBTODAY]