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2003/10/06 22:01:00 更新 |
鉄拳「こんな○○は××だ!」DVD発売で渋谷に来襲
「本が売れたので、今度はDVDを出してみました」(鉄拳)
鉄拳のネタが、スケッチブックを飛び出して動き出す? レントラックジャパンは12月5日から、鉄拳のネタをDVD化した「絵が動く! こんな○○は××だ!」を販売すると発表した。オリジナルネタを、デジタルアニメーションで映像化した、趣向をこらしたものだという。
これに伴い10月6日、渋谷HMVを鉄拳が襲撃。DVDの紹介イベントで、会場を盛り上げた。
オドオドと登場した鉄拳。「……ども、鉄拳です。ネタやった方がいいですか? ……タイガーマスクについて考えてきました。『こんなタイガーマスクは、リングを降りろ!』」
「鼻水が垂れている」
「どうみても正体が、ジャイアント馬場だ」
「いつもマスクをずらされちゃって、あーあーあーって」
「必殺技のタイガースープレックスが、自爆してしまう」
鉄拳とは、かつてヤングマガジンで「ちばてつや賞」を受賞した人物。また、元FMWのプロレスラーでもある。現在は、「世界の平和を守る超未来戦士」とのことだが、真偽のほどは定かではない。ちなみに豊島区在住。
身にまとっているのは「バトルスーツ」で、これを脱ぐと「ドラゴンボールで言ったら、戦闘能力が70〜80とか、普通の人間になっちゃいますね」(鉄拳)。もっとも、超人強度を高めれば「バッファローマンの角も折れる」と主張する。
DVD発売にあたっては、熱海に合宿状態でネタを描き続けたという。その過酷さは、鉄拳があやうく腱鞘炎になりかけた程だった。鉄拳は、そこで費やしたスケッチブックの量の多さに言及して、「日本のスケッチブックの消費のうち……50%は『いつもここから』かもしれないが……」。自己PRのつもりが、微妙に話がそれていく。「『暴れヌンチャク』が0.1%ですね」。
最後まで鉄拳が何を訴えたいのかは、よく分からないままだったが、少なくともDVDは通常版が4000円。鉄拳のフィギュアと鉄拳のネタ入りミニスケッチブック、それにゼブラ社特製極太マッキーがついた特別版は、7000円となっている。
会場には、DVDのエンディングソングを歌う浅草発のマーチバンド「百怪の行列」も登場
「百怪の行列さんとは、そんなに仲良くありません」(鉄拳)
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レントラックジャパン
[新崎幸夫,ITmedia]