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2003/10/10 22:47:00 更新 |
e-チェックイン実験の第2弾は国際間運用がテーマ
国土交通省は、国際空港のIT化を進める「e-エアポート構想」の一環として、新東京国際空港におけるチェックイン手続きにITやバイオメトリクス技術を応用するための実証実験を12月に開始する。この「e-チェックイン実験」は、2002年度にも実施されており、今回は2度目。
実験に参加するのは、新東京国際空港公団(成田空港)、日本航空、全日本空輸、NTTデータ。実験は12月上旬から2004年3月までの予定で、10月中旬以降に航空会社がハンドリングしてモニターを募集する。募集人数は前回(100認定度)の10倍以上にあたる「4桁の人数を見込んでいる」(国土交通省)。
検証テーマは主に2つ。まず、他国の空港との相互運用を意識した運用面の検討を進める。また、虹彩や顔を用いたバイオメトリクス情報を格納した搭乗券により、“すり代わり”防止の方法を検証する予定だ。なお、NTTデータは、昨年より米Imaging Automationやアルテックと共同でSPI(Simplifying Passenger Travel)に用いるバイオメトリクス技術を研究している。
関連リンク
ニュースリリース(NTTデータ)
報道資料(国土交通省)
[ITmedia]