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2003/10/15 18:15:00 更新 |
FTTHユーザーの4割「ファイル交換したい」 〜gooリサーチ
NTT-Xと三菱総合研究所は、オンラインアンケートサービス「gooリサーチ」で行った調査結果を公開した。実効速度や、ファイル交換サービスの利用実態などが明らかにされている。
NTT-Xと三菱総合研究所は10月15日、オンラインアンケートサービス「gooリサーチ」で行った「第2回FTTHユーザの利用実態調査」の結果を公開した。
同調査は、2003年8月13日から18日にかけて、非公開で行われたもの。gooリサーチモニターに登録するFTTHユーザーのうち、1050名から有効回答を得た。同様の調査は今年1月にも実施されており(記事参照)、これとの比較も行われている。
「ADSLからの乗り換え」増える?
FTTH導入前に利用していた回線を問う項目では、「ADSL」と答えたユーザーの比率が前回の調査より増加。ADSLからFTTHへの乗り換えが、増加傾向にあることが読み取れる。
また、実効速度を問う項目では「10Mbps以上」が5割弱。2割弱は、20Mbps以上という通信環境を実現している。
興味深いのは、ファイル交換ソフトの利用を問う項目。「現在使用中」と答えたユーザーは、13.9%に留まった。しかし、「利用していないが、今後利用したいと答えたユーザーは、39.9%。「利用しておらず、今後も利用予定なし」は、46.2%となっている。
なお、ファイル交換ソフトで入手したデータのうち、最も多いのは「音楽ファイル」で75.7%。以下、「DVD、ビデオなどの映像・動画ファイル」が51.4%、「写真・画像ファイル」が34.3%と続く。
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gooリサーチ結果
[杉浦正武,ITmedia]