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2003/10/21 20:44:00 更新 |
ヤフー、上半期は100億の純利益 〜東証上場も発表
ヤフーは10月21日、第2四半期の決算説明を行った。売上高は約175億円となり、営業利益ベースで約92億円、経常利益ベースで約92億円の黒字を計上。当期純利益は約59億円となった。
ヤフーは10月21日、第2四半期の決算説明を行った。売上高は約175億円となり、営業利益ベースで約92億円、経常利益ベースで約92億円の黒字を計上。当期純利益は約59億円となった。上半期の当期純利益は、約104億円。
四半期売上高の推移(同社の発表資料より)。オークション事業部が収益の柱に成長したほか、Yahoo!BB事業部、リスティング事業部も売上を伸ばしている
広告事業では、いわゆる「夏枯れ」の時期ということもあり、「トップページの主力広告商品が苦戦を強いられた」(同社)。しかし、大容量のバナー広告を配信できる新商品を開発したほか、インターネットと親和性の高いクライアント向けにキャンペーンを実施するなどして、結果的には48億円と、過去最高の売上高を更新している。
またオークション事業部でも、9月28日に1日あたりの取扱高が過去最高を記録したほか、10月3日には1日あたりの出品数が初めて500万点を突破するなど(ニュースリリース参照)、好調な業績を上げている。
同社は同日、東京証券取引所の承認を得て、2003年10月28日から東証第一部に上場することも発表した。
これに伴い、投資家に向けた通期の業績予想も発表。「この業界は予想が難しい」(同社)としながらも、2004年3月期は連結純利益で220〜226億円を目指すとした。
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Yahoo!JAPAN
[杉浦正武,ITmedia]