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2003/10/21 23:41:00 更新 |
日立と松下、IPv6家電の相互接続仕様を策定
日立製作所と松下電器産業は10月21日、IPv6に対応した家庭内ネットワーク機器を相互接続するための仕様を策定したと発表した。両社の製品に順次適用するほか、業界標準としての提案も行っていく。
日立製作所と松下電器産業は10月21日、IPv6に対応した家庭内ネットワーク機器を相互接続するための仕様を策定したと発表した。両社の製品に順次適用するほか、業界標準としての提案も行っていく。
IPv6のオプションについて相互接続仕様を策定した。同仕様に基づいた機器なら、異なるメーカーの製品であっても同じホームネットワーク内で相互に接続して利用できる。
またIPv6処理を高速化するアーキテクチャも開発した。CPUによるソフトウェア処理とコプロセッサによるハードウェア処理に分割することで、すべてをソフト処理した場合に比べ10倍以上の高速化が可能だとしている。低価格なCPUで高速通信が行えるため、機器の低価格化につながるとしている。
相互接続仕様の策定は、両社が2001年5月に発表した提携に基づく(関連記事を参照)。
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日立製作所のニュースリリース
[ITmedia]