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2003/12/18 19:15:00 更新 |
アッカ、40Mbpsサービスの技術情報を開示
アッカ・ネットワークスは12月18日、来年1月下旬から提供予定の「40Mbpsサービス」の開発をほぼ終了したとして、関連技術情報を開示した。
アッカ・ネットワークスは12月18日、来年1月下旬から提供予定の「40Mbpsサービス」(記事参照)の開発をほぼ終了したとして、関連技術情報を公表した。クアッドスペクトル、S=1/6、エコーキャンセラ、トレリスコーディングといった技術を活用して、下り最大40Mbpsを実現している。
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現在提供中の「26Mbpsサービス」と比較すると、下り速度の向上が見込めるのは伝送損失15デシベル未満の回線に限られる。NTT収容局からの距離に直すと、約1.4キロに相当するという。同社は、ここまでを40Mbpsサービスの“クアッドスペクトル適用範囲”にする方針だ。
なお、上り周波数帯域の拡張技術は、TTCで既存ユーザーへの干渉がとりざたされていることから、現在対策などを協議中だとコメントしている(記事参照)。
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アッカ・ネットワークス
[杉浦正武,ITmedia]