リビング+:Weekly Top10 2003/12/26 18:47:00 更新

年末 Special 〜Living Plus 年間Top30
お騒がせ記事を読みながら、今年をふりかえる

2003年も、残すところあとわずか。年間アクセスランキングのトップ30を見ながら、今年どんなニュースが話題に上ったのか振り返ってみたい。それにしても、上位は「2大トピック」で占められているな……

LivingPlus Yearly Top10 1月1日〜12月25日

1位 Winnyに参加しただけで摘発も? 〜ACCS
2位 PSX、仕様変更の“なぜ?”
3位 「PSX」の足りないトコロ、足せるトコロ
4位 あなたは大丈夫? スピード測定の常識
5位 「PSX」正式発表、“ポストビデオ”を狙うソニー
6位 WinMXの違法ユーザーに、ACCSが送りつけるモノ
7位 謎の白装束集団、渋谷を占拠!?
8位 「WinMXで自由に交換してください」 〜NTTコムのP2P動画サービスとは?
9位 「Winny」逮捕でspeed.rbbtoday.comの数字に大きな変化
10位 「日本アニメは、このままでは韓国に負ける」の声

編集者A さて、年間ランキングが集計されました。これが、2003年のLiving+の記事で、多くの読者に読まれたトップ10です。

編集者B なんだか、「P2P」と「PSX」に関連した記事ばっかりだな! 特に上位2つは、相当なページビューを集めたんだよね。

編A P2Pは昔から話題性があったんですが、PSXは12月に発売された新製品。この結果だけ見ても、市場の注目度の高さが分かります。

編B Living+は、早くからホームサーバ系PCに注目していたんだけど、これはいまのところ、業界が期待したほどのヒットとはいえないかもしれない。そんな中、PSXがどこまでやれるかは、興味深いね。

編A 4位を見ると、スピード測定関連の記事があります。これも、依然として読者の関心が高い分野ですね。

編B ただ、何度もいうように、もうそろそろ回線速度に拘泥する時代は終わってほしいんだけど……。むしろ、その上でどんなアプリケーションを走らせるかを議論したい。そういう意味では、ブロードバンドコンテンツの記事が上位にランクインしなかったのは、残念だな。

編A あるじゃないですか、“P2P”というキラーアプリの記事が、たくさん(笑)

編B いまのP2Pはちょっと……(苦笑)。もっと、著作権管理をしっかりしないと。ただ、8位に入ったNTTコミュニケーションズの取り組みは、P2Pの可能性を探るもの。来年は、こうした取り組みが増えるかもね。

11位〜30位は?

LivingPlus Yearly Top30 1月1日〜12月25日

11位 ネットアーク、P2Pの現状を報告 最も交換されるファイルは〜
12位 あなたは“NTT解約”に踏み切れるか
13位 重要性を増す「チートコード対策」 〜リネージュ
14位 24Mbps ADSL、その効果は?
15位 スループットでなく「本当のWebアクセススピード」分かる測定サイト
16位 まだ迷っている人のための“ハイブリッドレコーダー選び”
17位 通信の速い都道府県は? 〜USENの測定データベース
18位 「PSX」の姿を想像してみよう
19位 “24Mbps”の広告表示はこのままでいいのか?
20位 「全国での順位」分かるスピード測定サイト
21位 いよいよ登場した高速無線LAN技術「IEEE802.11g」の実力
22位 「20MbpsオーバーADSL」と書くのもはばかられる24M ADSL
23位 どうなる、IP電話→携帯の料金設定
24位 sigmarion III、ザウルス、CLIEの動画再生機能を検証
25位 ADSLの伸びは止まるか? 契約“解除数”から読む
26位 WinMXの実態を解明するノード自動探索システムが稼働
27位 抵抗勢力を押し切った 〜携帯定額1x WINのいばらの道
28位 お風呂に特化すると、テレビはこう進化する〜カシオ
29位 恋をする韓国人、恋をしない日本人
30位 平和な世界に「PK」は必要か? 〜ラグナロク

編A 続いて、11位〜30位までをいっきに見てしまいましょう。13位には、ネットゲーム関連の記事がランクインしていますね。

編B ネットゲームは、さきほどの話でいうとブロードバンド環境(常時接続)を活かしたコンテンツだったね。損益分岐点をクリアしている事業者も、それなりに出てきている印象だ。

編A 昨年あたりから、事業者の間にも「映像配信はだめだ、ネットコミュニケーション系がいいんじゃないか」という意識は高まっていましたが、そこで「じゃあテレビ電話か?」と予想する事業者が比較的多かった。しかしふたを開けてみると、ネットゲームでコミュニケーションを楽しむユーザーの方が多いようです。

編B まあ、映像配信系は、STBを絡めたサービスが徐々に始まっているから、少しは状況が変わるかもね。やっぱり、テレビが前面に出てくると、ユーザーのすそ野も広がるだろうから。

編A 21位、23位には、無線LANやIP電話といった記事がランクインしています。これは、回線事業者が“付加価値サービス”として提供してきたサービスですね。

編B 無線LANはIEEE 802.11a/g対応製品が登場したし、IP電話も050番号が提供されるなど、それぞれパワーアップしている。ユーザーの利便性は向上したね。

編A この先、事業者が付加サービスを考えるとして、一つの候補となるのが「TD-CDMAを利用したサービス」でしょうか。

編B 複数事業者が、TD-CDMAの実験局の免許を申請・取得しているからね。すぐさま、「無線LANを経由したIP電話サービスが登場する」と言い切るのは早計だけど、来年にはその可能性も含めて、新しい展開があるだろう。

編A 27位の記事のように、携帯電話も常時接続の通信環境を手に入れています。これからは、NTT東西とADSL事業者の競走の場に、NTTドコモなども否応なく参加することになるんでしょうね。

[杉浦正武,ITmedia]



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