近畿総合通信局、近畿地方の常時接続サービス利用者の現況を公表。伸び数ではDSLがCATVを上回る勢い

【国内記事】 2001年8月7日更新

 総務省近畿総合通信局は、常時接続サービスの主要3サービス、定額ISDN(フレッツ・ISDN)、CATVインターネット、DSLについて加入者数の現況(2001年6月末)について公開した。それによると、2001年3月末時点では近畿地方全体で常時接続サービスの利用者は31万加入あり、このうちフレッツ・ISDNが15.6万加入(約50%)でトップ。CATVインターネットが14万加入(約45%)、DSLは1.4万加入(約5%)だった。

 ただ、DSLの伸びは著しく、2001年6月末時点では6.2万加入(3月末比で+4,8万)。わずか3か月で4.4倍に増加したことになる。同時期、CATVは16.8万加入だった(3月末比で+1,8万)。増加率でも増加数でも、DSLがCATVを上回る勢いとなっていることが分かる。

 県別の利用状況は以下のとおりで、人口の多い大阪府がやはりダントツの加入者数を抱え、兵庫県がそれに続く。その一方、和歌山県のように10,000加入に届かない県もあるなど、地域格差がまだ大きいのは一目瞭然だ。

大阪府:212,486(DSL 41,360+CATV 84,103+定額ISDN 87,023)

兵庫県:97,054(DSL 10,183+CATV 55,378+定額ISDN 31,493)

京都府:37,131(DSL 8,276+CATV 7,139+定額ISDN 21,716)

奈良県:19,425(DSL 302+CATV 12,427+定額ISDN 6,696)

滋賀県:11,635(DSL 1,680+CATV 4,525+定額ISDN 5,430)

和歌山県:9,775(DSL 486+CATV 5,012+定額ISDN 4,277)

(数字は加入数。DSLとCATVは2001年6月末、定額ISDNは3月末の数字)

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