政府のブロードバンド化構想。2005年までに4,000万世帯をブロードバンド環境に。実数予測の3倍めざす

【国内記事】 2001年10月18日更新

 総務省がまとめた日本のIT国家実現シナリオは、2005年度に3,000万世帯がxDSL/CATV環境に、1,000万世帯がFTTx環境にてインターネットを利用することを目標とする。

 総務省は、今回の目標値を出すにあたり、現状の実加入世帯数より2005年度の加入世帯を求めている。この数値は、高速インターネットアクセス(xDSL/CATV/FWA)が2005年度で合計1,204万世帯、FTTxが773万世帯と想定している。この実加入世帯ベースの予測値を引き上げるために、地域格差なく高速インターネットアクセス利用できるように民間事業者による整備が2002年度内にほぼ実現すると共に、2005年度までにCATVやFWAのエリア拡大が実行されるとしており、3,000万世帯の目標を達成できるとしている。また、超高速インターネットアクセス(FTTx)に関しては、地域格差が生じるため、民間事業者の整備が届かないエリアに関しては、公共団体による公的整備を求めていく。

 こうしたインフラの整備に向け、総務省は地域公共団体が生する地域公共ネットワークに着目しており、2005年までに教育、行政、福祉、医療、防災関係の高度化に関して全国での整備を進めるということに加えて、電子自治体を推進するための財政支援確保を検討材料としている。

関連リンク
▼総務省
▼全国ブロードバンド構想


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