イー・アクセス、8Mbpsサービスの評価結果を報告
イー・アクセスは、10月下旬より提供している下り速度最大8MbpsのADSLサービスにおいて、サービスインまでに同社実験室の実験環境下で評価した結果を発表した。 この評価では8Mbps対応のDSLAMおよびADSLモデムを使用、この2つの機器間に回線シミュレータとISDNノイズシミュレータを挿入。同社採用の8MbpsのG.dmt Annex C規格のほかに、従来の1.5Mbpsサービスで使用しているG.lite Annex C規格および同社では採用していないG.dmt Annex A規格の機器も使用して比較実験を行った。実際の利用時にはISDNノイズのほかに、AMラジオや電源等のノイズによる干渉も予想されるという。 評価の結果、以下のようなことがわかった。 これらの結果から、いずれの環境下においても、G.dmt Annex CのADSL機器を使用した場合、1.5Mbpsサービスと同等以上の性能を発揮、さらに日本におけるISDNの普及率を考慮した場合、Annex AではなくAnnex Cを採用することでより安定した通信環境を供給できるという結論となった。 関連リンク
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