アライドテレシス、CentreCOMシリーズのファームウェアをバージョンアップ

【 国内記事】 2001年11月21日更新

 ネットワーク機器ベンダのアライドテレシスは、同社の販売するルータ製品「CentreCOMシリーズ」のファームウェアをバージョンアップした。

 最新バージョンが公開されたのは、同社製品「CentreCOM AR740」「CentreCOM AR720」「CentreCOM AR320」「CentreCOM AR300/300L V2」のもので、新たにIPSecに関する機能の追加やPKIのサポート、IPマルチキャストやIPマルチキャストルーティングなどの機能が追加される。また、同日「CentreCOM AR160/130」の最新版ソフトウェアも公開され、こちらはPPPによるISDN回線の使用料金に基づいた課金管理機能などが追加される。

 主な機能追加(仕様変更)やバグフィックスは以下の通り。

・ITU-T X.509 に基づくRSA Signature認証のサポート
・ESP over UDP、UDP HeartBeat のサポートによるNAT経由でのIPsecの実現
・Oakley Group 0 の追加サポート
・ISAKMP HeartBeat のサポート
・PKIのサポート(AR320を除く、また利用にはライセンス「AT-FL-06」の購入が必要)
・IPマルチキャスト、IPマルチキャストルーティングのサポート

・PPPによるISDN回線の使用料金を累積計算した課金管理機能の付加(AR160/AR130のみ)
・AR160で「INS 迷惑電話おことわりサービス」などのINS付加サービスの追加(AR160のみ)

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