コレガ、BAR SW-4Pシリーズのスループット計測方法について公開

【 国内記事】 2001年12月6日更新

 コレガは、同社のブロードバンドルータ「BAR SW-4P」「BAR SW-4P Pro」で記載しているスループットについて、スループット値の定義や数字の根拠である速度計測の詳細を公開した。この2製品について、コレガはスループット値として以下の値を公表している。

BAR SW-4P Pro
 テストパターン値:65Mbps
 実測値:45Mbps
BAR SW-4P
 テストパターン値:9.5Mbps
 実測値:7.4Mbps

 このうち「テストパターン値」は、アドレス変換処理を行わず、WANポートからLANポートへの転送をLANアナライザーで計測した値。ハードウェアとしての転送能力を示したものとなる。この数字にはNATのソフトウェア処理による速度低下は含まれず、プロトコル上のオーバーヘッド(ヘッダ部分など)もカウントされることになる。

 一方「実測値」は、IPマスカレードによるアドレス変換を有効にした状態で、FTPによるデータ転送を実行、LANアナライザーでデータ転送量を計測した値。NATのソフトウェア処理による影響を加味した数字ということになる。

 二つの数字の計測方法からすると、テストパターン値は一般ユーザの利用環境とは離れていることがわかる。プロトコル上のオーバーヘッド(ヘッダ部分など)もあるため、実際のファイル転送速度の上限というのは「実測値」よりやや低い値となる。比較の際には、実測値の方を重視すべきだろう。

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